「横浜からアフリカにつながる学生プロジェクト」最終セミナーを開催します!2025.05.27
本市では、今年8月に横浜で開催される第9回アフリカ開発会議(TICAD9)に向け、有志の大学生等を対象として、アフリカについてテーマを決めてグループワーク等を行う「横浜からアフリカにつながる学生プロジェクト」を昨年11月から実施しています。
このたび、半年間にわたるグループワークの成果を動画にまとめて発表する最終セミナーを開催します。TICAD9横浜開催をきっかけとして、学生の皆さんが真剣に取り組んだ学びの成果をぜひご覧ください。
1 開催概要
日 時:令和7年5月31日(土)10時~16時(開場9時45分)
会 場:JICA横浜 体育館(横浜市中区新港2丁目3-1)
アクセス詳細:https://www.jica.go.jp/domestic/yokohama/office/access.html
参加方法:当日直接会場へお越しください(無料、入退場自由)
※車いすでご来場される場合は5月29日(木)までにご連絡ください


2 実施内容・スケジュール(予定)
10時00分 開会 ※12時から13時まで昼休憩予定
10時10分 成果発表会開始
(1グループ3分30秒程度の動画放映後、審査員等からコメント)
① 母子の健康を守るー産科フィスチュラに焦点を当ててー
② ワーキングランチ with ユース
③ ウディを活かしてザンジバル女性の未来を明るく
④ sany project~ナプキン専用ガチャでリプロダクティブヘルスライツを推進~
⑤ 『子どもたちのための居場所づくりプロジェクト』-ナイジェリアを例に
⑥ キベラスラムTV
⑦ Edu Bus TERAKOYA
⑧ アフリカ大陸共通通貨って?課題と解決策に迫る!!
⑨ Moonlight School Uganda ~明日の可能性を照らす夜間学校~
13時00分 成果発表会再開
⑩ ウガンダにおけるファームステイ
⑪ AfriTabi~タンザニアの観光ツアーと地域開発について考えてみた~
⑫ ブルキナファソの幼児教育~小さな庭プロジェクト~
⑬ 運動会プロジェクト 女の子たちに希望と選択肢を
⑭ 本当の自然·文化に触れる サントメプリンシペのツアープラン提案
⑮ コーヒー小規模生産者の所得向上プロジェクト
⑯ 南スーダンの教育環境整備 ~ラジオ放送の活用~
⑰ Skill Bridge KENYA
⑱ レンタル型電力の提供による電力不足問題の解決
14時50分 ゲスト講演
登壇者:近藤 千華 様(UNDPアフリカ局TICADユニット TICAD連携専門官)
15時20分 表彰式
※本セミナーで受賞した動画作品は、UNDP主催のTICAD9テーマ別イベントでの放映を予定しています。
16時00分 閉会
3 成果発表の内容について
アフリカの特定の地域や国について関心のあるテーマを設定し、半年間のグループワークで調査・議論した内容を発表します。
【発表テーマ(予定)】
「ブルキナファソの幼児教育」「ケニアにおける職へのアクセシビリティ向上」「スラムにおける衛生環境改善」「ザンジバルの伝統文化を生かした女性雇用の向上」などを含む18テーマ
※例示した発表テーマは変更となる可能性があります。
4 本プロジェクトについて
本プロジェクトは、横浜市立大学の吉田栄一教授と開発コンサルタントの横山仁美氏の企画協力のもと横浜市が主催し、学生の皆さんがアフリカについて同じ関心テーマをもつグループのメンバーとともに、半年間にわたりグループワーク等を行い、その成果を動画にまとめて発表するものです。
このプロジェクトを通じて、国際社会で活躍できる人材の育成を行うとともに、学生自身が将来のキャリアについて考えるきっかけを提供します。
5 参考:当日ゲスト
【講演登壇者】
・近藤 千華 様(国連開発計画(UNDP)アフリカ局TICADユニット TICAD連携専門官)

JICA青年海外協力隊(村落開発普及員)としてウガンダに赴任後、英国エセックス大学にて修士号(人権学)取得。JICA本部大洋州課・専門嘱託職員、在フィジー日本大使館・草の根無償資金協力委嘱員、タンザニアJICAプロジェクト業務調整員、パプアニューギニア国連常駐調整官事務所勤務を経て、2018年より現職。
【審査員】
・ウスビ サコ 様(京都精華大学 元学長/名誉教授、東京都公立大学法人 理事)

マリ共和国生まれ。 国費留学生として北京語言大学、南京東南大学で学ぶ。1991年来日、1999年京都大学大学院工学研究科建築学専攻博士課程修了。博士(工学)。専門は空間人類学。「京都の町家再生」「コミュニティ再生」など社会と建築の関係性を様々な角度から調査研究。京都精華大学学長を経て現職。2025年日本国際博覧会協会副会長・理事・シニアアドバイザー兼任他。
・徳永 達己 様(拓殖大学副学長/国際学部教授、山梨県立大学国際政策学部客員教授)

横浜市生まれ。拓殖大学卒、東京海洋大学大学院交通システム工学研究科修了。博士(工学)。JICA協力隊(タンザニア)、開発コンサルタントの経歴を経て現職。専門は土木計画学などインフラ開発、インパクト評価(RCT)。アフリカをはじめ国内外の都市地域開発分野において数多くの調査研究を実施。
・坂田 ミギー 様(SHIFT80代表/クリエイティブディレクター/エッセイスト)

Sler、広告制作会社、博報堂ケトルを経て、株式会社こたつを設立。旅の途上で出会ったアフリカの孤児・貧困児童と女性へのサポートを目的とした、余剰利益の80%以上をシェアするエシカル・クリエイティブ・コレクティブ「SHIFT80」代表。旅やキャリアに関するエッセイ執筆、講演活動を行っている。
・大野 裕枝 様(国際協力機構(JICA)横浜センター所長 兼 海外移住資料館館長)

JICA入構後、中東地域及び保健・医療分野を中心に、水、農業、地方行政等様々な分野の人材育成プロジェクトに関わる。スーダン事務所駐在、中東・欧州部勤務などを経て現職。現在は横浜センターにて、海外からの研修員の受入れ、途上国と日本の地域の共創、海外移住資料館を通じた歴史・移住・日系社会・多文化共生等の学びの提供、開発教育等に取り組んでいる。
・国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所